研究所ニュース

研究所としての活動をお知らせします

第8回地域の知の拠点シンポジウム

第8回地域の知の拠点シンポジウム
四日市大学・関孝和数学研究所 文化講演会

江戸時代を代表する数学者、関孝和(?-1708)の没後300年を契機に設立された関孝和数学研究所の研究員が中心となって文化講演会を開催いたします。数学・数学史・数学教育に関する多彩な講演のほか、10日午後にはサイエンスナビゲーターの桜井進氏によるエキサイティング・ライブショーもあります。この秋、充実した2日間をお楽しみください。

日付:2010年10月9日(土)・10日(日)

場所:四日市市総合会館(近鉄四日市駅から徒歩10分、四日市市役所隣)

対象:高校生/大学生/一般(10日午後は中学生以上)

定員:100名(10日午後のみ200名)定員になり次第、締め切らせていただきます。

参加費:無料

プログラム:
 10月9日(土) 第1研修室 定員100名
   13:00〜14:30 数学の見方・考え方(数学文化)
            所長 上野健爾
   14:50〜15:40 ファイナンスと現代数学(現代数学)
            研究員 北河一生
   16:00〜16:50 江戸時代の暦づくり(江戸時代の科学史)
            研究員 藤井康生
 10月10日(日)午前 第1研修室 定員100名
   10:00〜10:50 算数教育の今(数学教育)
            研究員 有田八州穂
   11:00〜11:50 江戸時代の数学を楽しむ(江戸時代の数学史)
            副所長 小川束
 10月10日(日)午後 視聴覚室 定員200名
   13:30〜15:30 インド女神に愛された天才ラマヌジャン(数学エンターテイメント)
            sakurAi Science Factory 桜井進

主催:四日市大学関孝和数学研究所
後援:三重県

お申込:ご氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、学校・学年または職業をお書き添えのうえ、参加ご希望の日程(10月9日・10日午前・10日午後)を明記のうえ、下記連絡先にFaxまたはEメールにてお申込ください。 
 〒510-8512 四日市市萱生町1200番地 四日市大学関孝和数学研究所(担当:小川・河合) 
 Fax 059-340-1927 
 Eメール skim@yokkaichi-u.ac.jp

その他:本シンポジウムは、県内の大学等高等教育機関と地域との連携を強化し、県民の方々の地域活動への参加や、地域の課題解決につながる取組を支援するために三重県が推進する『文化と知的探求の拠点』連携・推進プログラムの一環として実施するものです。

ちらし

3.14…関孝和数学研究所シンポジウム

第1回3.14…関孝和数学研究所シンポジウムを次の通り開催いたします.

日時 3月13日(土)13:00〜14日(日)16:00
場所 名古屋市市政資料館2階第3集会室
http://www.city.nagoya.jp/shisei/ippan/siryokan/nagoya00036778.html

内容 今回は東洋数学史に関する特集で,13日は入門,14日は関流数学研究の先端を紹介します.

プログラム

3月13日(土)数学史入門講座(司会:松本堯生)
13:00〜14:00 関孝和数学研究所所長・上野健爾
      「数学史研究の新しい地平を求めて」
14:30〜16:30 関孝和数学研究所副所長・小川束
      「近世日本数学史とは何か」(途中10分休憩あり)
16:30〜17:00 質疑応答
17:00〜19:00 懇親会

3月14日(日)関流数学研究の先端(司会:小川束)
09:00〜11:00 前橋工科大学/関孝和数学研究所客員研究員・小林龍彦
      「関孝和の著作について(途中10分休憩あり)
11:00〜12:00 質疑応答/休憩
13:00〜15:00 電気通信大学/関孝和数学研究所客員研究員・佐藤賢一
      「戸板保佑と関流数学」(途中10分休憩あり)
15:00〜16:00 質疑応答/休憩

※ 講演タイトルには変更があるかもしれません.

※ 参加費は無料です.

※ 会場の都合で参加ご希望の方は,事前に四日市大学研究機構事務・河合由美子kawai@yokkaichi-u.ac.jpまでお申し込みください.

カンボジア高等教育支援シンポジウム

四日市大学・関孝和数学研究所主催 カンボジア高等教育支援シンポジウムのお知らせ
カンボジア教育省・科学部長/カンボジア数学会会長のチャン・ロース氏を招聘して,カンボジアへの高等教育支援のためのシンポジウムを下記の通り開催いたします.開催日時・場所2010年2月11日(木)13:00〜17:00名古屋国際センター5階,第二会議室.
http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/aboutus/access.htm
プログラム
13:00〜13:10 関孝和数学研究所所長・上野健爾(総合司会)挨拶
13:10〜14:00 Director of Scientific Research Department, Ministry of Education, Youth and Sports, Cambodia, President of Cambodian Mathematical Society・Chan Roath「カンボジアの高等教育の現状と展望」
14:10〜14:40 名古屋大学・モンゴル「日本とモンゴルの数学教育」
14:55〜15:25 JICA・作道俊介「JICAとカンボジア支援の現状」
15:35〜16:05 創価大学/関孝和数学研究所・鈴木将史「カンボジア教育支援について1」
16:15〜16:45 東北大学/関孝和数学研究所・森田康夫「カンボジア教育支援について2」
17:00〜19:00 懇親会
※講演タイトルは仮題です.
※参加費用は無料ですが,会場の都合で参加をご希望の方は研究機構事務・河合由美子kawai@yokkaichi-u.ac.jpまで事前にお問いあわせください.

数学史シンポジューム「関・建部・Leibnizと同時代の東西の数学者」

関孝和数学研究所の招きで Leibniz研究の第一人者であるBerlin 工科大学のE. Knobloch氏が来日されます。関孝和数学研究所では Knoblochさんを囲んでシンポジュームを開催しますでのご案内します。シンポジュームにはどなたでも参加できます。

数学史シンポジューム
「関・建部・Leibnizと同時代の東西の数学者」

シンポジュームでは関孝和・建部賢弘とLeibniz, Berunoulliや同時代の東西の数学者の数学を比較検討したいと考えています。できるだけディスカッションの時間を取りたいと考えています。
31日は非専門家向けの講演です。

日時 1月29日 -- 31日
場所 京都大学理学部3号館 110号室
プログラム
1月 29日
14:00 -- 15:00
E. Knobloch Leibniz's rigorous foundation of infinitesimal geometry

15:30 -- 16:00
但馬 亨 Introduction of tangent and inverse tangent problems to the early infinitesimal analysis

16:30 -- 17:30
未定

1月 30日
9:30 -- 10:30
小川 束 The Seki-Bernoulli numbers by Seki Takakazu

11:00--12:00
森本 光生 Mathematics of Takebe Katahiro

13:30 -- 14:30
松本 堯生 On the methods to get  resultant in Wasan

15:00 -- 16:00
長田 直樹 Iterative methods for solving equations in Japan and in Europe from 1600 to 1740

16:30 -- 17:30
ディスカッション

1月 31日
10:00 -- 11:00
小林 龍彦 「新しい関孝和全集について」

11:15 -- 12:15
E. Knobloch On the emergence of non-Euclidean geometries


科学史フォーラム

関孝和数学研究所、国際基督教大学理学研究科、国際基督教大学キリスト教と文化研究所の共催で以下の通り講演会「科学史フォーラム」が行われますのでお知らせします。どなたも無料で出席できます。

日時 2010年1月27日(水)

場所 国際基督教大学 理学館332号室

プログラム 
15:10 -- 16:10 E. Knobloch氏 (Berlin 工科大学)
Leibniz' studies on elimination and determinant theory

16:30 -- 17:30 小松 彦三郎氏(東京大学名誉教授)
 関孝和の行列式論

国際基督教大学へのアクセスは

http://www.icu.ac.jp/access/index.html

キャンパスマップは

http://www.icu.ac.jp/info/facilities.html

を参照して下さい。